1. もも肉(鶏): Chicken thigh
柔らかくてジューシーな鶏もも肉は、蒸し鶏・照り焼き・煮物など何にでも利用出来る万能選手。膝から上の部分が “Thigh” で、発音は「サイ」と「タイ」の中間。下の細い部分はその形からDrumstick (打楽器のドラムのスティック)と呼ばれます。
2. ロコモコ: Loco Moco
ハワイの大衆料理で、ハンバーグと目玉焼きをご飯に乗せてグレイビーをかけたもの。戦後のハワイで食堂を営む日系女性が、学生向けに安くて量の多い丼を出したのが始まり。「クレイジー」というあだ名のやんちゃ男子が最初に食べたので、ハワイに移民したポルトガル人の言葉でクレイジーを意味するLocoと日本語の語呂合わせ「ロコ・ここ」「ロコ・そこ」「ロコ・どこ?」の結果「ロコ・モコ」となったというお話。
グレイビー(Gravy): 肉を焼いた時に出る肉汁をベースに作るソースのことで、Gravy sauceとは言いません
3. ティーボーンステーキ: T-Bone steak
T字形の骨がついたままのビーフステーキ。骨の背中側がサーロイン、お腹側はテンダーロインとなっていて、1枚で2度おいしい。ティーボーンから肉だけを切り分けたものをアメリカではストリップロインとかNYカットと呼びます。
サーロイン:“Sir”の称号が付くほど美味しいLoin(腰肉)
テンダーロイン: Tender(柔らか)い腰肉=フィレ(Fillet)
4. 付け合わせ: Relish / Garnish
料理の横に添えるパセリやレモンなどの脇役。彩りで料理を美しく見せ、風味で味を引き立てます。サンマに大根おろしのような和食の場合は脇役を手前に持ってきてサンマは奥に、ステーキやハンバーグなどの洋食では主役を前に、付け合わせは奥に盛り付けるのは文化の違いかなあ。
サンマ(秋刀魚): Saury..知らなかった! アイムソーリー!
5. 目玉焼き: Sunny-side up
子供の頃から食べてるので慣れてるけど、残酷な名前よねえ。直訳すると“Grilled eyes” ? 外人さんがビックリするよな怖い名前。他にも「手打ちうどん」とか、「残酷焼き」とか...(^^;
6. アメリカ料理: American dishes
ハンバーガー、フライドチキン、ホットドッグ..「ファストフードばっかし!」 じゃあカリフォルニアロールにドミノピザ..「外国のパクリやん !」 ならばドーナッツにコーラ..「糖尿になるでぇ !」 ..あとは、くたくたに煮たスパゲッティーや、電気のコードみたいなグミ...「もうエエわ !」「 ほな、さいなら〜 !」
7. 落としぶた: Drop lid
鍋の中で煮る食材の上に直接乗せる、鍋ぶたより一回り小さい蓋。材料が踊らず煮崩れを防ぐ・蒸発を防いで少ない煮汁で味を付けるなど、お役に立ってます。中華や洋食にはあまり使わないけれど、和食には大活躍のおブタさん。
煮崩れ: Falling apart while cooking
荷崩れ: Cargo Shifting
8. 嫌い箸: Chopsticks taboo
忌み箸・禁じ箸とも言い、マナー違反なお箸の使い方。ねぶり箸⇒ 箸に付いたものを舐める。指し箸⇒ 箸で料理や人を指す。寄せ箸⇒ 箸で手元に器を引き寄せる。もっとダメなのは頭を掻いたり鼻ほじったり、エアドラムしたり..ダメダメ、ぜぇ〜んぶダメ !! まずはお箸の持ち方から練習しましょう。
9. 片手鍋: Saute pan / Saucepan
何かと便利な片手鍋。底の浅いのはソテーに使う“Saute pan”で、深いのが煮込み用の “Saucepan”、中華の片手鍋は“北京鍋”、和食には“雪平”。たくさんあって、片手に余る...
10: くいだおれ: Cui-daore
大阪の道頓堀に60年続いた日本初のファミリーレストラン。家族で芝居見物に行った帰り、子供連れで安心して入れる飲食店が無かった時代に大人気となりました。店名は、飲食にお金をかけ過ぎて家が倒れてしまうという意味で、江戸時代の「京の着倒れ・江戸の飲み倒れ」に対抗して。2008年に惜しまれながら閉店となりましたが、マスコットの「くいだおれ太郎」は今日も元気に営業中♪