1. オリンピック・シンボル: Olympic symbol
オリンピックマークの正式名称。重なり合う5つの輪はアジア・ヨーロッパ・アフリカ・南北アメリカ・オセアニアの5つの大陸を表している。5つのカラー:青・黄・黒・緑・赤が選ばれた理由は、これに白を加えると世界の国々の国旗がほとんど描けるからとクーベルタン男爵が書き残している。
2. 東京2020: TOKYO 2020
読み方は「トーキョーニーゼロニーゼロ」。中共が世界にばらまいた武漢ウイルスの影響で2020年に予定されていた東京オリンピックは2021年に延期されたが、公式名称は「東京2020」のまま。
3. 表彰台: Victory stand/Winners'podium
東京2020大会の表彰台は使用済みプラスチックで作られている。再利用の表彰台はオリパラ史上初の試みだが、当然の事ながらセクシー環境大臣の功績などではない。
4. 車いすラグビー: Wheelchair rugby/Quad rugby
バスケットボールと同じ広さのコートで、武装した車いすに乗った選手が4対4で対戦する。丸いボールを使い、前方へのパスも認められるという特別ルールで、緻密な戦略が魅力の競技だが、見せどころは車いす同士の激しいタックル。攻撃用と防御用の2種類の車いすで機敏に動いたり、相手にぶつかったり引っ掛けたりして転倒させるのもOK。あまりの激しさに北米ではMurderball(殺人ボール)とも呼ばれている。
5. シッティングバレーボール: Sitting volleyball
脚に障害のある選手たちが座ったまま闘うバレーボール。一般のバレーコートの1/3の広さに高さ1mのネットを張り、1チーム6人の選手が座ったまま移動してプレイを行う。レシーブの際に一瞬だけお尻を浮かす以外は、ず〜っとコートに着けていなければ反則となる。戦争で傷ついた兵士たちのリハビリの一環として始まったのがパラリンピックの正式種目となった。
6. アーティスティックスイミング: Artistic swimming
2017年まではシンクロナイズドスイミング(Synchronized swimming)と呼ばれていた。オリンピックではデュエット(2人)とチーム(8人)の2種目が行われる。当然ながら新体操と同じく女子のみで男子バージョンは無い。練習は腹筋2500回から始まる地獄のメニュー。1日に1kg体重が落ちる一方で、体脂肪を増やすための5回ものハードな食事によってあの笑顔を保っているのだ。
7. マスコット: Mascot
日本では「マスコットキャラクター」とも言うが英語では“Mascot”のみ。本来の意味は「魔法使い」とか「縁起の良いもの」。それにしても東京2020マスコットでボツになった候補はヒドかった。こんなん、誰が見ても「ア」に決まってるやん!
8. ピクトグラム: Pictogram
本来の意味は「絵文字・象形文字」。【非常出口】・【トイレはここ】のように、公共の施設などでよく使われる絵記号のこと。各種のスポーツ競技を示すピクトグラムは1964年の東京オリンピックで初めて登場した。
9. フライング: False start
合図の前にスタートしてしまうこと。短距離走ではピストルの音と同時にスタートしてもフライングになる。公式ルールでは「スタートの合図から0.1秒未満で動き出した場合は反則」とあり、人間が反応できるタイムより早く選手が見切りスタートをした場合はフライングと認定されてしまう。
10. 出場資格: Entry qualification
リオ大会(2016で年)に112年ぶりに復活したオリンピックゴルフには、国際ゴルフ連盟(IGF)が発表している「オリンピックゴルフランキング」によって出場資格が決まる。このランキング15位までの選手には自動的に出場権が与えられ、16位以下ならは1カ国2人を上限として選出される。まぁそんな事より旭日旗をイメージした日本選手のユニフォームがもう傑作!